こんにちはKevinです。
今日は最近よく耳にするようになったオフザボールについて解説します。
オフザボールとは?
オフザボールとはボールを持っていない時の動きのことを指します。
逆にボールを持っている時はオンザボールといいます。
サッカーって意外とオンザボールの時間は少ないです。
プロの90分の試合でよくボールに触る選手でも1試合に2分もボールを触っていないと言われています。
つまり、88分はオフザボールの時間っていうわけです。
ボールを持っている時間って想像以上に少ないですね。
現代サッカーはプレッシャーが厳しくボールを持ってから考える時間はありません。
ボールをもらう前の準備が大事なんです。
そこで重要視されるのがオフザボールの動きになります。
オフザボールの3要素
ボールを持っていない時に正しい判断をするためには次の3ステップが必要です。
①見る :周囲の状況を確認する
②判断する:見て得た情報から次のプレーを決める
③実行する:決めたプレーを実行する
オフザボールを実行するためにはまず周囲の状況を確認しましょう。
ボールばかり見ていてはいけないわけです。
ボールの位置、相手の位置、味方の位置を把握して動く必要があります。
ボールをもらう前に首を振って情報をたくさん掴んでください。
その情報を元に、自分がどこにいるべきなのか(ポジション取り)、いつ走ればいいのか(タイミング)を見極めて実行するんですね。
オフザボールの目的
オフザボールには3つの目的があります。
①自分がボールをもらう
②味方のために相手のマークを引きつける
③味方がボールを奪われた時のケア
①は相手のマークを外すことによって自分がプレーする時間とスペースを生み出す動きです。
現代サッカーでは守備側がスペースを狭くしてボールを奪うことを徹底してきます。
なのでオフザボールの動きによって、自分でスペースと時間を生み出すためにオフザボールの動きが重要になってくるわけです。
②は相手のマークを引き付けて、味方に時間とスペースを与える動きです。
岡崎慎司選手は①と②の両方を高いレベルでこなします。
オフザボールの動きでマークを外して点を取る。
相手のマークを引き付けて味方に点を取らせる。
この動画でも何度も動き直していますよね。
見て判断して実行するを繰り返しています。
③は味方がボールを奪われた時に備えてのポジション取りです。
守備的な選手に特に求められるプレーになります。
まとめ
今回はオフザボールの動きについて解説しました。
サッカーはボールを持っていない時の方が圧倒的に時間が長いです。
オフザボールを意識して周りの選手と差をつけましょう。
指導者もボールを持っていない時にどんな動きをしているかまで見てあげることが重要です。
この本はDVD付きでポジション別にオフザボールの動き方を解説してくれているのでおすすめです。
以上Kevinでした。
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